「それでは、息子さんの場合、脳を緩めないと体重を若いときのように戻すことはできないということになるのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。実は、息子の体重が減り始めたのは、初級の詰碁を100問連続で解けるようになってからです。」

「初級の詰碁を100問連続で解けば、脳が経絡的に緩み、機能が上がるということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「しかし、息子さんは、初級の詰碁が100問連続で正解できるようになるまで、3年かかったということでしたね」と町会長。

「おっしゃる通りです。脳を経絡的に緩めるのは大変なのです。」

「息子さんは、英作文.netではなく、詰碁で脳を緩めているのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。詰碁の方が面白いからだと思います。『連続100問正解達成数』のプログラムを作ったとき、10級の練習問題を使って、正常に動作するかどうかをチェックをしていますが、そのとき、100問連続正解を何度かしています。」

「効果は、高段者レベルの詰碁と同じだということでしたね」と町会長。

「そうなんですよ。70問連続正解あたりで、脳が大きく変化し始めるので、間違いありません。」

「それでも、詰碁をやるのは、詰碁が面白いからということですか」と町会長。

「そういうことなのだと思います。やりたいことだけをやろうとするのは、渡辺家の特徴です。囲碁が強くなりたいという気持ちが強いのだと思います。」

「なるほど」と町会長。

「それでは、息子さんも『昔ながらの中華そば』が食べられるようになったのですか」と町会長。

「『昔ながらの中華そば』は、まだ、食べられません。陰の本の蔵書が500冊にもなると、そう簡単にはいかないのです。僕と同じ玄米肉食なので、見違えるほどやせて、顔つきも変わりましたが、食事を変えれば、元のでぶちんに戻ってしまいます。」

「なるほど。脳を経絡的に緩めるのは簡単ではないのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。人類の進化の方向に反するようなことをしようとするのですから、わずかに緩めるだけでも限界的な努力が必要なのです。」

「しかし、渡辺さんの『経絡治療をしても、脳が機能低下しているので予測した結果にならない』という仮説は、息子さんの体重減少で証明されたということですね」と町会長。

2021/7/23

<それじゃあどうする9>
ウェブで探したら、『溶けないクッションタイプ』の『タフグリップ』という入れ歯安定剤が見つかった。『これだね』と思って購入した。

『タフグリップ』を購入して、入れ歯安定剤をチューブから押し出した瞬間、『これでは使い物にならない』と思った。『柔らかすぎる。これでは食べたものが入れ歯安定剤の中に入ってしまう。こんなものでなんとかなるのであれば、院長がとっくの昔に治療しているはずだ』と思った。

『食べたものをしっかりブロックするには、「水中エポキシ」のようにしっかり固まるものでないと使い物にならない』とも思った。<続く>

2024/7/8